そこで、「商品品質は他の会社さん以上」かつ「料金体系は明瞭に、リーズナブルに」という2つの条件を満たす事業モデルを徹底的に模索しました。

まず私が目をつけたのは、「製造コストの見直し」ではなく、そもそもの「料金プランの見直し」でした。

業界では「送料無料！」や「サーバーレンタル料金無料！」が当たり前となっていますが、実はこれこそが「水自体の価格がいやに高い」ことのカラクリだったのです！　送料やサーバーレンタルが無料でできるわけはなく、結局これらの費用がうやむやにされて商品価格に組み込まれていた、というわけです。

例えば、非常におしゃれなデザインのウォーターサーバーもありますが、
そのデザイン費用やサーバー開発費、制作費用もお水の値段に組み込まれていることもよくあることです。

富士おいしい水のサーバーは、大理石造りの豪邸に置くにはいささか見劣りするかもしませんが、くつろいだリビングやキッチンには最適な「シンプルかつ高機能」に設計されています。
これを無料でお貸しし、水自体は原価に近いお値段で提供できるようなリーズナブルな料金体系となっています。

なお、弊社では送料はお客様にご負担していただいておりますが、これは「専用車でボトル配達」というような余計な輸送コストをカットするためです。

こうすることで、「水の値段は水の値段」「サーバーはシンプルで安価なものなのでほぼ無料で提供」
「送料はどうしてもかかってしまうので、こちらだけ負担していただく」といったシンプルな料金プランを実現しました。

また、私たちは「コールセンター」を持っていません。
これは昨今のお客様のオンラインショッピングスキルに鑑みるに、メールサポートでも十分なご対応が可能と判断したためです。また、フリーダイヤルを引いて従業員が電話対応をするかたちを取ると、毎月数百万の固定費がかかってしまうためです。

また、最近では、主婦の方でAmazonや楽天などのオンラインでの買い物経験がない方はほとんどおらず、サポートをメールで行ったとしてもご不満に感じる方はほとんどいないというリサーチ結果があります。加えて（私事ではありますが）私の両親がネットで炭酸水を注文しはじめた、ということもあり「新時代のウォーターサーバー事業を立ち上げる」といった心構えでコールセンターをもたない決断をいたしました。

もっとも扱っているものは生活に欠かせないものですから、お客様のご質問には全力でサポートさせていただきます。

ウォーターサーバーが家庭に広く普及したのは「東日本大震災」のときといわれています。水道インフラの機能不全を補うため、水の宅配サービスが多く利用されました。当時を振り返ってみると「おいしい水が飲める」ということはもちろん、「人の手で水が伝わる」といったところを有難がっていただいたり、頼りにしていただいたように感じます。

あの頃のイメージをウォーターサーバー業に対して、抱いている方も多いのですが、そのことが理由となって、お客様に金銭的な負担をかけるのはいかがなものかと感じたのが、この事業の出発点です。

私どもとしましても、あの時も今も変わらぬ気持ちで、お客様においしいお水をお届けしています。メールフォームからの問い合わせも即時対応を徹底しておりますので、安心してご利用いただけましたら幸いです。

既存のサービスにご不満の形には最適なサービスと自負しております。
無理なく無駄なく安心な水を飲みたいといった方にお選びいただけたら幸いです。