コラム 〜 ふじみんと学ぶ！ お水の基礎知識

白湯ダイエットの効果

「白湯」とは「ぬるいお湯」のこと。つまり「白湯ダイエット」とは、ぬるいお湯を飲む習慣をつけることでダイエットする、とてもお手軽なダイエット方法です。よくいわれる効果は、「脂肪燃焼作用」「デトックス効果」「便秘やむくみの解消」などです。

「白湯ダイエット」の最大の効果は、脂肪が燃焼しやすい体質になることでしょう。白湯を飲むことで、体全体の代謝が良くなり体温も上がります。基礎体温が上がると、体脂肪が燃えやすくなり、冷え性なども改善されます。
食事制限による一般的なダイエットと比べ、基礎代謝を上げて脂肪が燃焼しやすい体をつくるため、リバウンドの心配もありません。

また、白湯を飲むことで十分な水分が補給され体内の老廃物を排出するため、デトックス効果が得られます。デトックス効果により、肌はきめ細かくなり、うるおい、ニキビや吹き出物もなくなります。
さらに、腸が活発になり便秘が改善され、リンパの流れも良くなるためむくみの改善も期待できるでしょう。

白湯の作り方

「白湯ダイエット」では「きれいなお湯」を飲むことが大切です。一般的に紹介されている白湯の作り方の多くは、水を沸騰させてから冷ます方法です。水道水から白湯を作る場合、鍋やヤカンに入れた水を火にかけ、10分前後沸騰させ続けてから火を止め50度から60度くらいになるまで冷まします。
10分間沸騰させる理由は、水道水に含まれる不純物を殺菌して取り除き、「きれいなお湯」にするためです。しかし、毎回このような方法で白湯を作るのは手間がかかり、お手軽とはいえません。

そこで、簡単に白湯を作ることができる方法として、ウォーターサーバーの利用をおすすめします。
ウォーターサーバーで白湯を作るのはとても簡単です。温水をマグカップの半分くらいまで注ぎ、残りは冷水を注ぐだけで白湯が完成します。一般的なウォーターサーバーの温水は80度から90度のため、温水と冷水を半々くらいが目安です。これなら、白湯を作る手間がかかりません。

白湯ダイエットの方法

白湯を1日に飲む量の目安は約800ミリリットルです。これを、朝起きたとき・昼食時・夕食時・寝る前の4回に分けて飲むのが効果的です。
特に朝は最も「白湯ダイエット」に効果があるタイミングです。白湯を飲むことで、胃腸の働きが活発になり、体を目覚めさせる効果が得られます。1日4回白湯を飲むことが難しい人は、朝だけでも白湯を取り入れ始めても良いでしょう。

昼食と夕食のタイミングは、食前に白湯を飲むようにしてください。食事の30分程前に飲めば胃腸の働きが活発になり、消化吸収を助ける効果が得られます。また、空腹感を和らげることもできるため、食べ過ぎを抑える効果も期待できます。
寝る前に飲む白湯には、副交感神経を刺激して、質の高い睡眠に導く効果があります。白湯の飲み方はゆっくりと時間をかけて飲むことがポイントです。10分以上時間をかけて、すするように少しずつ飲んでください。