コラム 〜 ふじみんと学ぶ! お水の基礎知識
ウォーターサーバーはいつでもおいしい水が飲めることが利点だけれども、毎日使うものだからこそ衛生管理には十分気をつけたいよね。業者によるメンテナンスを受けた方が良いのか、日頃のお手入れはどこまでしなければいけないのか、悩んでる人も多いんじゃないかな。
今回は、ウォーターサーバーのメンテナンス、それから掃除とお手入れ方法について紹介するよ!
ウォーターサーバーメーカーによるメンテナンスの必要性
ウォーターサーバーメーカーによるメンテナンスでは、サーバー内部や各パーツの洗浄・消毒や、パーツの消耗や劣化による水漏れがないかなどの点検が行われます。メーカーによってはウォーターサーバーを引き取って改修したり、メンテナンスが済んだウォーターサーバーと交換したりすることもあります。
新しいウォーターサーバーであればあまり気にする必要はありませんが、3年に1回程度を目安としてメンテナンスをお願いすると良いでしょう。
最近では、業者によるメンテナンスを必要としないメンテナンスフリーのウォーターサーバーも出ています。これはウォーターサーバー自体にセルフクリーン機能がついていて、使用中に機器の中で自動的に掃除がされるため、メンテナンスを受けずともサーバー内部が清潔に保たれるタイプです。
ただし、パーツの異常や劣化はセルフクリーン機能では防げないため、定期的なメンテナンスは通常のウォーターサーバーと同等の頻度で受けることをおすすめします。
メンテナンスの相場は?
ウォーターサーバーメーカーには、メンテナンスを行っているところと行っていないところがあります。まず、メンテナンスを行っていメーカーなのかどうかを確認しましょう。
また、メンテナンス行っている場合でも有償の場合と無償の場合があります。有償の場合は1年あたり3,000~5,000円程度が相場です。無償の場合は水の代金にメンテナンス料が上乗せされていることがあるため、事前に確認しておきましょう。
自分でできる掃除・お手入れ方法
機械的なトラブルはメーカーによるメンテナンスでチェックすることはできますが、衛生的な状態で使用し続けるためには利用者自身でのメンテナンス(掃除・お手入れ)が必要です。セルフクリーン機能のついているウォーターサーバーの場合でも、水の出口やボトル差込口など外側の部分は利用者自身でお手入れする必要があります。
そこでここでは、自分で日常的にできるウォーターサーバーの掃除やお手入れについて、方法と注意点をご紹介します。自分で掃除をしたことがない方や、これまで自己流でお手入れをしていたという方は、ぜひ参考にしてください。
ボトル差込口
見落としがちですが、一番重要とされる部分がタンクにあるボトル差込口です。差込口の掃除を怠るとサーバーやタンク内にカビが発生することもあります。ボトルを入れ替える際には、差込口の水気をしっかりとふき取ってください。またアルコールティッシュなどで除菌しておくと安心です。
蛇口(コック)
手で触れる機会が最も多い蛇口(コック)部分も、細菌が発生したり汚れがついたりしやすいため、念入りに掃除をしましょう。こまめに水気をふき取るのはもちろんのこと、台所用アルコールで消毒も行うとさらに効果が期待できるでしょう。
受け皿
蛇口の下にある受け皿も気にかけておきたい部分です。蛇口からしずくが落ちて皿にたまって細菌が発生しやすくなっているため、取り外して台所用の洗剤で定期的に洗うようにしましょう。洗ったあとはよく乾燥させて、清潔に保つようにしてください。
本体
ウォーターサーバー本体も掃除が必要です。本体には水がつくわけではありませんが、全体の汚れを取るために、1週間に1度は湿らせたスポンジなどでホコリや汚れをふき取るようにしましょう。
中でも、ウォーターサーバーの背面はホコリがたまりやすい箇所です。月に1度くらいの頻度で、掃除機でホコリを吸い取ってください。
おわりに
水は毎日飲むものだから、ウォーターサーバーはきれいな状態を保ちたいよね。サーバーのお手入れとしては、どうしても問題があれば専門業者のメンテナンスを受けることも大切だけど、自分で日常的に掃除をして清潔に保つことがとても大事なことなんだ。
清潔な水を安心して毎日飲めるように、今まで以上にウォーターサーバーのメンテナンスに気を配ってみてね!
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