コラム 〜 ふじみんと学ぶ! お水の基礎知識
緊急時にも役立つことが注目され、一般的な家庭においても使用者が増加中のウォーターサーバー。でも、簡単に購入できるペットボトルの水の方が身近に感じている人も多いよね。
だけど、普段からペットボトルの水をよく使用している人でもさまざまな面から考えると、ウォーターサーバーを使用する方がお得かもしれないんだ。
そこで今回は、時間コストと料金コストの2つの視点から、ウォーターサーバーとペットボトルの水はどちらがお得か比較していくよ!
時間コストを比較
家族で2Lのペットボトルを共有した際に、あっという間に1本を使い切ってしまった経験はありませんか?
ペットボトルは、使い切る度に1本ずつ運び出す時間や、飲料水として使用するための冷やす時間が掛かります。
一般的に販売されているペットボトルの水は、大きくても2Lです。冷蔵庫に何本も同時に保管することは難しく、また飲み終わった後はゴミとしてもかなりの量になってしまいます。
一方ウォーターサーバーの場合、ボトル1本の内容量は12L程度です。ペットボトルと比較すると、冷蔵庫に入れて冷やす手間と時間が必要なくなり、ゴミの量も格段に少なくなります。
そして何よりも、ウォーターサーバーは冷水と温水が常備されている点が魅力です。忙しい朝に一息つくためのコーヒーや、急な来客の際のお茶出しにも便利で、料理にもすぐ使用することができます。
特に子どものいる家庭や水の利用者が多い会社などでは、すぐに冷水と温水の出るウォーターサーバーは重宝するでしょう。
料金コストを比較
まず、水に掛かる料金コストを比較します。ペットボトルは流通によって価格に幅があります。一般的な飲料用自動販売機では、500mlのペットボトルが100円~120円程度で販売されています。
しかし、まとめ買いができる場合はさらに安い価格まで値下げされていることもあります。例えば、割引率の高いスーパーマーケットや通販サイトなどの、6本入りケース売りの場合、2Lあたり80円~100円程度で購入可能です。
一方ウォーターサーバーも価格競争が激しくなったため、低価格で提供するところが増えています。ウォーターサーバー会社が提供する水は、2Lで98円~という価格帯です。
しかし、ペットボトルと料金の比較をする場合、単純な水代以外の費用も考慮する必要があります。ウォーターサーバーは、水代に加えて月々の電気代(平均して1カ月およそ1,000円)、さらには、無料でレンタルをしている場合もありますが、初期購入費用が掛かることもあります。
総合的なメリットを考えた場合、一概にどちらが良いとは語れませんが、純粋な料金コストだけを考えればペットボトルの方が抑えることができるでしょう。
その他のメリット・デメリット
ペットボトルは購入時の持ち運びが大変です。通販サイトで購入すれば、宅配サービスがありますが、いざ家に届いて保管する際、場所に困ったことはありませんか?まとめ買いをすると料金コストは抑えられますが、保管方法や保管場所が悩みのタネになります。
一方、ウォーターサーバーの水は定期配送が一般的です。ワンウェイ方式という、使い捨てボトルを使用することで空になったボトルを保管せずに済むサービスもあります。さらに、採水後は短期間のうちに徹底管理された保存状態のもと届けられます。つまりウォーターサーバーの水は、高い安全性が保証されているのです。
おわりに
ウォーターサーバーとペットボトルを比較すると、それぞれに利点があることが分かったね。
ウォーターサーバーを使用すると必然的に水代以外の費用が掛かるけれど、ペットボトルは水代のみで済む点がメリットなんだ。一方、ウォーターサーバーにはペットボトルの水にはない利便性と、徹底管理された高い安全性があるね。一度使用すると、手放せなくなる人も多いみたいだよ。
家庭や会社で使用する水の量を把握することから始めて、賢い水の買い方を考えてみよう!
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