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コラム 〜 ふじみんと学ぶ! お水の基礎知識

2016.06.17
お風呂の水やお米のとぎ汁も活用しよう!水の節約豆知識

水と生活

水の節約豆知識

日常生活でどれだけの水を捨てているか想像したことがあるかな?今まで捨てていた水も、工夫次第で再利用して、節約することができるんだよ。
お風呂の水やお米のとぎ汁を活用して、水の無駄使いをなくそう!
今回は、水の節約豆知識をご紹介するよ。

家庭で使用する水量

東京都水道局の調べでは、家庭で1日に使用される水量は平成24年度で1人当たり約266リットルでした。
家庭内で水を使用することが多い場所は、「お風呂」「トイレ」「炊事」「洗濯」です。
水の使用量が多い場所から節水することで、効率的に水を節約することができます。

お風呂の節水

お風呂は1度に約200リットルの水を使用します。
浴槽に張る水だけではなく、シャワーも水の使用量を増やしている原因です。
お風呂の節水には以下のような方法があります。

お湯の張り方を工夫する
浴槽にお湯を張る際に、水の入ったペットボトルを浴槽に入れます。
ペットボトルの容量分だけお湯をかさ増しすることができるため、節水につながります。
当然ですが、ペットボトルの水は毎回換えていたら意味がないので注意しましょう。

シャワーを出したままにしない
髪や体を洗う際に、シャワーを出したまま洗う方は多いと思います。
しかし、シャワーを出したままだと水の使用量が増えるため厳禁です。シャワーの水は1回1回しっかり止めるようにしましょう。
また、シャワーヘッドを節水シャワーヘッドに取り替えることで、さらに節水することができます。

残り湯を再利用する
お風呂後のお湯は、さまざまなことに有効活用することができます。
洗濯に再利用する場合、浴槽から洗濯機へ残り湯を移動させるための専用ポンプがあると便利です。
また、洗車や植物の水やり、窓掃除に活用するなど、使い道は他にもたくさんあります。

お米のとぎ汁の活用法

お米のとぎ汁の活用

料理や食器洗いなど、キッチン周りにおいてもたくさんの水が使用されます。
そこで、簡単に実践できるキッチン回りの節水として、お米のとぎ汁を捨てずに活用する方法をご紹介します。
お米のとぎ汁はさまざまなことに活用できるため、非常に便利です。

拭き掃除
お米のとぎ汁は霧吹きに入れて拭き掃除に活用することができます。
床に直接吹きかけたり、雑巾にとぎ汁を浸けたりして、床を拭きましょう。
お米のとぎ汁に含まれている油分によって、床がぴかぴかになります。

料理の下ゆでに
お米のとぎ汁は料理に活用することができます。
大根やたけのこなど、あく抜きが必要な野菜の下ゆでに最適です。
あくだけでなく、臭みを取り除く効果もあります。

洗顔や顔パックに
お米のとぎ汁には肌に良い成分が多く含まれているため、美容のために活用することが可能です。

洗顔に活用する場合は、とぎ汁にお湯を加えて約1.5倍に薄めて使用しましょう。
両手ですくい、5~10回程度顔全体になじませるようにして洗います。

顔パックに活用する場合は、とぎ汁を容器に移して冷蔵庫で半日以上寝かしましょう。
時間を置くことにより、とぎ汁が分離します。上澄み液を捨て、クリーム状になった沈殿物を顔に塗ってパックしてください。

トイレの節水

トイレの節水

トイレはお風呂に次いで水の使用量が多い場所です。
トイレを利用するたびに、節水を意識するようにしてください。

レバーの使い分け
トイレの水を流す際、大レバーで約8リットル、小レバーで約6リットル使用されています。
いつも大レバーの方だけを使用しているという方も、小レバーで問題がない場合は小レバーの方を使用するようにしましょう。
これだけでも約2リットル分の水を節約することができます。

おわりに

水を節約する方法は、こんなにもたくさんあるんだね!
毎日の生活の中で、ほんの少し節水の意識を持つだけで実践できるものばかり。いつも無駄にしていた水は、掃除、洗濯、料理、美容などに有効活用しよう!