コラム 〜 ふじみんと学ぶ! お水の基礎知識
出産予定日が近づいてお腹が大きくなってくると、もうすぐ赤ちゃんに会えるんだなぁ~って楽しみな気持ちになるよね。
そこで今回は、赤ちゃんをおうちに迎えるため、出産前に準備しておくもののリストを紹介するよ。絶対必要なものは◎、季節や状況によって必要かどうかが異なるものが○、あると便利かもしれないものが△だよ!出産を控えている妊婦さんはチェックしてみてね。
赤ちゃんに着せるもの
赤ちゃんに着せる肌着やウェア、靴下などの小物のリストです。
◎短肌着(5枚前後)…赤ちゃんの上半身をカバーする短い肌着
○長肌着(1~2枚)…短肌着の上に重ねて着る長い肌着
◎コンビ肌着(5枚前後)…股の部分をスナップボタンで留めるタイプの長い肌着
◎ツーウェイオール(5枚前後)…ドレスとカバーオール、2通りの着方ができるウェア
○セレモニードレス(1枚)…退院時やお宮参りの際に着るドレス
○ベスト(1~2枚)…寒い時期に肌着やウェアの上に重ねて体温調節をします
◎靴下(1~2足)…室内では不要ですが外出時に履かせます
◎帽子(1つ)…日除けや防寒用として外出時にかぶせます
○よだれかけ(4~5枚)…よだれやミルクの吐き戻しを受け止めます
枚数は目安です。出産の季節により、必要なものや枚数は異なります。例えば、夏生まれの赤ちゃんは室内では短肌着とコンビ肌着だけでも十分です。長肌着やツーウェイオールは、それほど枚数を準備しなくても大丈夫かもしれません。
小物については、出産後必要に応じて買い足していっても大丈夫です。
赤ちゃんのおむつ周りのもの
赤ちゃんのおむつやおむつ関連用品のリストです。おむつは紙おむつを使うか布おむつを使うかにより、用意するものが異なります。
◎紙おむつ(1パック)…新生児用サイズを1パック
△布おむつ(20~40枚)…さらしを裁断し、自分で作っても可
△おむつカバー(2~5枚)…布おむつの上から着けるカバー
◎おしりふき(3~4パック)…赤ちゃんのおしりを拭くためのウェットティッシュ
○フタ付きバケツ(1つ)…使用後のおむつ入れ
紙おむつと布おむつ、どちらにもメリット・デメリットがあります。出産前にどちらを使うか考えておきましょう。
中には、昼間は布おむつ、夜間は紙おむつを使う併用派のママもいます。布おむつを使用する場合でも、新生児期はおむつ替えが頻回なため、退院後1カ月程度は紙おむつを使用した方が楽かもしれません。
おしりふきは、新生児期は1週間で1パック使い切ることもあります。少し多めに準備しておいても良いでしょう。ぬらした洗浄綿や布でも代用は可能です。
フタ付きバケツは、紙おむつ派はゴミ箱として、布おむつ派は洗濯前のおむつ入れとして使用します。布おむつの場合は、バケツへ入れる前に手洗いしておきましょう。
授乳・調乳に必要なもの
母乳の授乳や、粉ミルクの調乳に必要なもののリストです。
○粉ミルク(1缶)…試供品でも可
○哺乳瓶(1本)…小さいサイズの乳首が付いたものが良い
○母乳パッド(1箱)…下着の下に挟み込み、母乳がもれることを防ぐパッド
○授乳クッション(1個)…授乳する際に赤ちゃんを乗せるクッション
粉ミルクと哺乳瓶は、母乳育児をするつもりでも念のため準備しておくと安心です。ただし、粉ミルクの味や哺乳瓶の乳首の形状が異なると、退院後に赤ちゃんがミルクを飲まなくなる可能性もあります。どちらも産院で使用するものと同じものを購入することをおすすめします。また、産院でもらえる場合もあるため、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
赤ちゃんのお風呂(沐浴)に必要なもの
赤ちゃんをお風呂に入れる際に必要なもののリストです。
◎ベビーバス(1個)…新生児期の沐浴用
◎ベビーせっけん(1個)…固形でも泡タイプのものでも可
○洗面器(1個)…赤ちゃん専用に購入しておくと良い
◎ガーゼタオル(5~10枚)…体を洗うためのハンカチサイズのタオル
◎湯上がりタオル(2~3枚)…お風呂あがりの赤ちゃんをくるむ正方形の大きなタオル
△湯温計(1個)…お湯に浮かべて温度を計る温度計
△沐浴布(2~3枚)…赤ちゃんの不安をやわらげるために沐浴中にかける布
△沐浴剤(1個)…洗い流しが不要な、お湯に入れて使う保湿・洗浄剤
△ベビーローション(1個)…お風呂あがりの保湿用ローション
ベビーバスは1カ月ほどしか使用しないため、レンタルをしても良いでしょう。
洗面器やタオルなどは一般的な大人用のもので大丈夫ですが、赤ちゃん専用に新しく購入することをおすすめします。
赤ちゃんのケアに必要なもの
爪切りや耳そうじなどの赤ちゃんのケアに必要なもののリストです。
◎爪切り(1個)…赤ちゃんの手足の爪を切るための小さなはさみ
◎ベビー綿棒(1パック)…耳や鼻のそうじや、おへその手入れ用の細い綿棒
○体温計(1個)…短時間で計れるものがあると便利
○ベビー用ハンガー(5~10本)…赤ちゃんの衣類を干すための小さなハンガー
爪切りやベビー綿棒は生まれてすぐ使うこともあるため、必ず準備しておきましょう。
短時間で計れる体温計やベビー用ハンガーはなくても問題ありませんが、あると便利です。
赤ちゃんの布団周りのもの
赤ちゃんが眠る布団やベッド関連のもののリストです。
◎ベビー布団セット(1セット)…掛け布団・敷き布団・シーツなどのセット
○ベビーベッド(1台)…ママの布団と並べて寝る場合は不要
ベビー布団は一式セットになったものを購入することをおすすめします。シーツや布団カバーなどは、必要に応じて洗い替えを追加購入すれば大丈夫です。
ベビーベッドは上の子やペットがいる場合は購入した方が良いですが、なくても問題ありません。場所をとるため処分に困ることも多く、レンタルを利用するママも多いようです。
入院中・退院時に必要なもの
出産入院中や退院時に必要なもののリストです。
◎産褥ショーツ(3~4枚)…面ファスナーで股の部分が開くショーツ
○チャイルドシート(1個)…自動車の座席に取り付けるシート
産褥ショーツは、入院中に医師や看護師が悪露(子宮からの出血)の状態を確認するために必要です。
また、自家用車で退院する場合は、チャイルドシートは必須です。6歳未満の乳幼児が自動車に乗る際はチャイルドシートの使用が法律で義務付けられているため、出産前に装備しておきましょう。
おわりに
出産前に準備しておくものって、意外とたくさんあるんだね。
直前になって焦ることのないよう少しずつ準備して、赤ちゃんとの楽しい生活に備えよう!
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